オートクチュール刺繍のウェディングドレス
〜オートクチュールのウェディングドレス〜
ドレスなどの衣服に刺繍を施したい場合、いくつか方法がありますが、おそらく手軽なのはアップリケの手法です。
(アップリケとは、土台となる布の上に、別のパーツを縫い付ける方法)
ブローチやネックレス程度の小さなパーツであれば、丸刺繍枠などでも刺繍出来ますが、
ウェディングドレスは面積が広いので、メティエ(大きな刺繍枠)を使い、一遍にいくつかまとめてモチーフを刺繍しておきます。
白いドレスに、シルバーとホワイトの材料を組み合わせたフラワーレース風のデザイン。
小さな布花パーツも使って、ふんわりとした立体的な部分も。
刺繍が済んだら、パーツ毎に周りを切り取り、既成のドレスに縫い付けていきます。
面積が広い分、手間と時間は必要ですが、決して難しい手法ではありません。
ドレスの展示に合わせて、背景もプロにデコレーションをお願いしました。
ウェディング定番の風船と合わせたグリーンが、よりドレスを引き立ててくれます。
世界に一つだけ、オートクチュールのウェディングドレスは、ハレの日を更に思い出深いものにしてくれるでしょう。
ウェディングドレスとまでいかずとも、ウェディングに必要な小物、あるいは普段の日常であると良いなと思う刺繍付きの服や鞄など、イチから作ろうとするとハードルが高いですが、既成品にアップリケする方法から、気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。