ビーズ刺繍に必要なもの

ビーズ刺繍作品
ビーズ刺繍を始めてみたい初心者の方に。
まずは、どのような道具と材料を揃えたら良いでしょうか?


一般的に、ビーズ刺繍は、ビーズ針を使ってビーズやスパンコールなどの材料を一針ずつ刺していく刺繍です。
始める前には難しそうに見えるかもしれませんが、慣れてペースやコツが掴めてくると、楽しんで刺繍できます。
道具や材料もお手軽に揃えられるビーズ刺繍は、手芸初心者にもおすすめです。

オートクチュール刺繍と呼ばれる刺繍も、実はリュネビル専用のクロシェを使うリュネビル刺繍だけでなく、ビーズ刺繍で刺繍する部分もあり、両方の技法が合わせて使われることがほとんどです。

リュネビル刺繍では、あらかじめ使う材料を糸に通しておく為、基本的には同じ材料を連続して縫いとめる時に効率良くできる刺繍です。
対して、ビーズ刺繍では、一針ごとに材料の種類を変えたり、複数の材料を組み合わせて立体的に縫い止めたりすることも出来ます。

今回は、ビーズ刺繍に欠かせない道具、おすすめなどをご紹介致します。
ぜひ購入時の参考にしてみてください。
ビーズ刺繍に必要なもので、主な道具と良く使われる材料です。

必要な道具
・ビーズ刺繍針
・刺繍枠
・糸切りはさみ

材料
・糸
・布
・ビーズ、スパンコール


では、早速見ていきましょう。

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主な道具

ビーズ刺繍針

ビーズ刺繍針
まずは、ビーズ刺繍針から。
針には、用途によって様々な種類があり、メーカーも色々。

【 小さな手芸屋さん 】のオススメは、イギリスの針メーカー、John Jamesのビーズ刺繍針です。
日本ではあまり見かけなく、珍しいかもしれませんが、オートクチュールの本場、フランスでも使っている職人が多く有名です。

針の数字(番号)が大きいほど、針が細く繊細になります。
アソートセットには、細いビーズ刺繍針の中でも刺繍糸が比較的通しやすく使いやすい「12号」と、それより少し細めの「13号」、ミクロビーズ用の極細「15号」の3サイズが各1本ずつ入っています。

ビーズ刺繍針は日本製のものもありますが、どれも少し太めなものばかりで、オートクチュールで良く使われる、繊細なチェコビーズやヴィンテージビーズを刺繍するのには向かないことがあります。
このイギリスの「John James」のビーズ刺繍針は、日本製のものよりも細く、小粒なビーズも通ります。

また、細い針ならどれでも、刺繍をしているうちにだんだんと曲がってくるものです。
あまりにも湾曲すると刺繍がやりにくくなるので、曲がらないように持ち方や糸の引き方を工夫することも必要ですが、
多少曲がっても構わないようにたくさんストックがあると気軽に刺繍に取り組めます。


刺繍枠

次に、あると便利なのが刺繍枠です。

刺繍をするときは、刺繍枠があると綺麗に仕上がります。
生地を枠にピンと張ることにより、針も刺しやすくなります。

生地は刺繍枠に、はめるだけではしっかりとは張れません。
そのため、下準備が必要になります。刺繍枠を使う前には、内枠パーツに滑り止め用の布テープを巻きつけます。
そうすると生地が弛まずにしっかりと張ることができます。

【 小さな手芸屋さん 】では、刺繍枠をお求めいただきましたら、すぐに準備ができるように、滑り止め用の布テープを巻いた状態でお届けしています。

糸切りはさみ

刺繍には、やはり糸切りはさみも欠かせません。
和風の握り鋏、洋ばさみと、色々ありますが、自分の手に合った使いやすいものを用意しておきましょう。

【 小さな手芸屋さん 】では、ビーズ刺繍、オートクチュール刺繍の為に、小さめの洋ばさみを良く使います。
刺繍の前後に糸を切るほか、仕立ての時に布に細く切れ目を入れたり、繊細なラインで革をカットしたりするには、和ばさみよりも、洋ばさみの方が小回りが利き便利です。

主な材料

フィラガン
・刺繍糸

糸は、ビーズ刺繍用の糸を用意しましょう。
ビーズ刺繍針に使う糸は、細くて毛羽立ちのないものが適しています。
針穴に通しやすく、刺繍した見た目も目立たず綺麗です。

オススメのビーズ刺繍糸は、リュネビル刺繍でも使われる「フィラガン」です。
この糸は、コットンの細い糸で、表面に蝋引きが施されています。
丈夫で、毛羽立ちがなく、細いビーズ刺繍針の針穴にもスッと入れやすい刺繍糸です。

・布

デザインや用途に合わせて、お好みの布を用意しましょう。
フェルトなどに直接刺繍することもありますが、オートクチュール刺繍では、よくオーガンジーなどが使われます。

刺繍したものを、ブローチやピアスなどアクセサリーに仕立てる場合。
刺繍をする布とは別に、仕立て用に、しっかりと厚みのある生地や皮革を用意すると良いでしょう。



・ビーズ、スパンコール、その他

デザインに合わせて、縫い付けたいビーズやスパンコールなどの材料を集めましょう。
また、ラインストーンやパールなどもあると、一気に華やかになりおすすめです。

ビーズ刺繍のやり方動画

【 小さな手芸屋さん 】ではビーズ刺繍針を使ってビーズやスパンコールを縫い付ける方法を、動画で分かりやすく公開しております。

スパンコールを連続して半重ねに縫い付ける方法、ビーズとスパンコールを組み合わせた縫い付け方など、ビーズ刺繍の方法の一部です。
ご参考になさってください。






ビーズ針に糸をスムーズに通すコツ

そして、細いビーズ針に糸をスムーズに通すコツも、特別に伝授!
糸の通し方のほか、玉結びと、ビーズ針のサイズと合うビーズについてもご紹介しております。

こちらも合わせてご覧下さい。
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手軽に始められるのが嬉しいビーズ刺繍。
一口にビーズ刺繍と言っても、色々な刺し方、材料の組み合わせがあり、表現性が高く、奥が深い刺繍です。
始めてみると、自分だけの刺し方も発見できるかも?
ぜひ、ビーズ刺繍を楽しんでいただけましたら幸いです。

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オートクチュール刺繍の材料を通販でお探しなら

販売業者 小さな手芸屋さん
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