【オートクチュール刺繍糸】フィラガン　ブルーマリン（#650）

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価格	599円 (税込)
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フランス生まれの刺繍糸「フィラガン」

フィラガンと呼ばれるこの糸は、リュネビル刺繍によく使われます。
とても細いコットンの糸で毛羽立ちがなく、生地通りが滑らかです。
蝋引きされているため強度もあります。

極細のビーズ針にも通しやすいので、ビーズ刺繍にも役立つ糸です。
細い糸は表から目立ちにくく、出来栄えも良くなります。

フィラガンが使いやすい理由は、"毛羽立ちがないこと"が一番に挙げられるます。
蝋引きで毛羽が抑えられており、撚りが解けにくい性質があります。

そのため、小さなビーズを刺繍するために使うビーズ刺繍針の、繊細な糸通し穴にも通しやすいです。
もし他の糸をお使いで、針に通しにくいとお悩みでしたら、ぜひこのフィラガンをお試しになってください。

リュネビル刺繍の時でも、針先が糸の撚り間に引っかかることがなく、スムーズにステッチが行えます。

初心者でもプロでも重宝する、フランス伝統の糸です。

フィラガンはフランス語で「fil a gant」と綴ります。
「fil」は”糸”、「gant」は”手袋”、「a」は”...のための”という意味になります。
その昔、手袋の縫製に使われていたので、このように呼ばれているのです。

リュネビル刺繍、ビーズ刺繍、その他、パッチワークにも使われます。
強度があり目立ちにくく、糸が通しやすいこのフィラガンは様々な手芸愛好家にも親しまれています。

フィラガンの糸の秘密、それは蝋引きの成分にあるのかもしれません。
ジャガイモのデンプン質、はちみつ、魚のゼラチン質などの天然素材でコーティングをしているとのこと。
きっと昔ながらの手法で今も作り続けられているのでしょう。

フィラガンを使って、リュネビル刺繍のチェーンステッチで描く一筆書きの鳥さん。
リュネビル刺繍ならではの繊細なラインが描けます。イニシャルを刺繍するのもおすすめです。
巾着や小さなクッションに仕立てればプレゼントにぴったり。

フィラガンに描かれている「中国人のおじさん」は世界的にファンの多い名物デザインです。
レトロな感じのする緻密な絵柄が、手芸好きの乙女心をくすぐります。

フィラガンを作っているメーカーの設立はは1800年代のフランスに遡ります。
当時ヨーロッパでは「シノワズリ（東洋趣味）」が流行しており、それにあやかってこのおじさんが生み出されたそうです。
由緒正しい歴史のある、可愛いおじさんなのです。